■BOMA ELAN-TT

購入時期 2010年8月
購入店 サイクルファクトリー
フレームセット BOMA CT-RT ELAN-TT
コンポーネント シマノ ULTEGRA (6600系)
ハンドル Pro Synop TT Aero Bars
サドル セライタリア SLR
ホイール F:FFWD F6R DT240 / R:Zipp 900
タイヤ Vittoria Corsa Evo CX Tubular 23c

 今年の7〜8月は1レースごとにマスドロードとTTを交互に走っていたので、いちいちダモクレスを組み直すのが面倒になり、TT専用バイクを用意することにしました。
 とはいえ、高価なトップグレードのTTフレームを購入する予算はなく、かといって安いトライアスロン用フレームは剛性が不安でダモの方が速そう……ということで探し回って見つけたのがこれ、コストパフォーマンスの良さで知られる国内メーカーBOMAのELAN-TTです。

 最新のTTフレームに比べるとノーマルバイクっぽい形状ですが、それ故に組むのも乗るのも扱いやすいというメリットも。
 実際、ドロップハンドルで組めばノーマルバイク代わりにも使えそうです。
 車連レースで使うには、↓がレギュレーションに引っかかりそうですが。


このタイヤとフレームの隙間がTTバイクっぽさ(笑)。

 上の写真ではタイヤの外周とフレームのカーブがきれいに合っていますが、実は普通にホイールをセットすると位置がもう少し上になり、タイヤとフレームが干渉してしまいます。
(コスカボSLR&GP4000sの場合。キシリSL&RedStormならギリギリセーフ。チューブラーなら楽勝)
 2本のフレームで同じ状態だったので、設計時点での問題でしょうか。
 これはメーカーに改善して欲しいところ。
 上の写真はリアエンドに手製のスペーサーを接着して、ホイールの位置が数mm下になるようにしてあります。

 見た目の印象と異なり、乗り心地はかなり良く感じます。
 ぶっちゃけ、ダモクレスの方がよっぽどじゃじゃ馬です。
 その割に、平坦巡航であればダモに劣らず良く進みます。
 さすがにスプリントや登りではダモに及びませんが、そもそもそういう使い方をするフレームではないですからね。

 ハンドル周りは新調しましたが、コンポは予算の都合ですべてTCRコンポジからの移植。
 いずれ、クランクだけは7900デュラに換えたいところです。
 私の体重と脚力では66アルテで剛性不足ということはないのですが、それでも79デュラの硬さに慣れるとちょっと物足りなさを感じますね。
 距離が長いビホロに限れば、硬すぎないクランクで脚を残した方がいいのかもしれませんが。

 2012年の美幌デュアスロンで優勝した時の仕様は、フロントホイールがFFWD F6R DT240、リアがZipp 900。タイヤはCorsa Evo CX。
 この時だけクランクをダモクレスから移植したので、クランクが79デュラ、ペダルが7810となっています。

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