キタハラ雑記

　今年のレースシーズンももうすぐ終わり。
　その後すぐに北海道は冬の気配が漂ってきます。
　冬の間は自転車に乗れないので、どうやって過ごすかを考えなきゃなりません。
　
　そういえば、昨年の冬ってどう過ごしてたんでしょう？
　今ほど真剣にトレーニングしていたわけでもないし、かといって原稿もそれほど書いていないし、ラグナはほとんど引退同然で、まだ大航海は始めていませんでした。
　だからといって、何もせずダラダラと過ごしていた記憶もありません。
　……はて？
　
　その前と前の前の冬は主にラグナでしたね。
　今よりは原稿も書いてましたが。
　それ以前だと原稿がメインでしょうか。
　もっと遡って、ふれ・ちせ開設以前は冬をどう過ごしていたのでしょう？
　当時もっとも力を入れていた趣味は釣りとキャンプ。
　やっぱり冬はシーズンオフだったのですが、その時期なにをしていたかはあまり記憶がありません。
　……バー通いでしょうかね？(笑)
　
　こうして見ると、なんだかんだ言って毎年少しずつ違う過ごし方をしていたようです。
　今度の冬も、去年とはまた違った過ごし方をするのでしょう。
　ここで思い出すのが『シャカリキ！』の中の台詞。
「自転車にバックギヤはない。前進し続けるしかねーんだ!!」
　自転車を「人生」と置き換えても同様。同じ時は二度とないのです。
　
　そんなことを考えていて、久々に「自分に残された時間」を認識して、その少なさに愕然としました。
　まだやりたいこと、やり残したことは山ほどあるはずなのに、そのための時間はあまりにも少なすぎます。
　もっとも、自分の性格を考えるに、たとえ80年100年の寿命を全うしたところで「まだまだやりたいことがある」と思うでしょうから、残り時間が数年だろうと数十年だろうと同じことなのかもしれません。
　とりあえず、最期にあまり未練を残さないように、今できることは精一杯やっておきましょう。
　自転車に関しては、ロードのS-2昇格、クロスカントリーのエリート昇格を果たさないうちは死んでも死に切れませんしね(笑)。